ボートレーサーを目指す!

競艇選手(ボートレーサー)の賞金・給料・年収

競艇選手(ボートレーサー)の数は、約1600名です。うち200名が女性です。

男女含めた平均年収は、約1600万円となっています。

競艇選手は、成績によって上位からA1、A2、B1、B2の4クラスに分けられています。クラスが上になるほど、グレードの高いレースに出場でき、レースへの出場回数も多くなって年収も高くなります。

A1ランク(約20.0%):平均年収3,400万円
A2ランク(約20.0%):平均年収1,900万円
B1ランク(約50.0%):平均年収1,100万円
B2ランク(約10.0%):平均年収 500万円

他プロスポーツ選手との平均年収比較

 JRA競馬騎手の平均年収  約1,000万円
 オートレーサーの平均年収  約1,400万円 ※ただしバイク等の維持費は自分持ち
 競輪選手の平均年収  約1,100円
 プロ野球選手の平均年収  約3,600万円
 Jリーガー(J1)の平均年収  約1,760万円
 プロバスケット選手の平均年収  約300万円〜1,500万円

         

※プロバスケット選手に関しては、ほとんどのプレイヤーが企業の所属となりサラリーマンとほぼ変わらない。1,000万円超えるのは極わずか。




その他職業別の平均年収比較

 弁護士  約1,270円
 公認会計士  約840万円
 税理士  約840万円
 一流企業サラリーマン  約670万円
 公務員 ※国家公務員  約660万円
 全国平均  約480万円

ボートレーサーという職業の年収は日本でもトップクラスであると分かると思います。
一流企業のサラリーマンでもボートレーサーのB1級より少ないですし、高収入と呼ばれる弁護士、公認会計士、税理士などと比べても勝っています。
また、プロ野球選手、プロサッカー選手がボートレーサーより平均年収が高いのは事実ですが、選手寿病が野球なら約9年、サッカー(平均引退年齢が26歳前後なので)なら約8年であり、ボートレーサーは選手寿命が約30年(平均引退年齢が55歳なので)であるので、プロスポーツ界でも最も高収入であるといえるのです。

A1クラスには年収が1億円を超える選手

2013年度では、獲得賞金額1位の池田浩二選手が1億9823万3000円でした。また、ランキング5位まで、獲得賞金が1億円を超えていました。
女性で獲得賞金額のトップは平山智加選手の5267万4000円で、男女全体でも約1500名中の24位でした。

ボートレーサーの収入は、基本的に獲得賞金とさまざまな手当です。また、1開催でフライングが1度もなければ、約5万円の賞金が出ます。完全に実力の世界で、A1ランクの選手には年収1億円を超える人もいます。

獲得賞金ベスト30(2015/01/01~06/28)

ランク 登番 選手名 賞金 前回ランク 出身 年齢 養成期
1 3622 山崎智也 ¥99,299,000 1→ 群馬 41 071
2 4444 桐生順平 ¥65,389,000 2→ 福島 28 100
3 4238 毒島誠 ¥45,891,000 3→ 群馬 31 092
4 3941 池田浩二 ¥40,842,000 5↑ 愛知 37 081
5 3557 太田和美 ¥38,889,000 4↓ 奈良 42 069
6 4337 平本真之 ¥38,136,000 6→ 愛知 31 096
7 4320 峰竜太 ¥34,512,000 17↑ 佐賀 30 095
8 3719 辻栄蔵 ¥33,585,000 16↑ 広島 40 074
9 4350 篠崎元志 ¥33,426,000 21↑ 福岡 29 096
10 2992 今村豊 ¥32,373,000 8↓ 山口 54 048
11 3388 今垣光太郎 ¥31,899,000 7↓ 石川 45 063
12 4075 中野次郎 ¥31,620,000 9↓ 東京 34 086
13 3779 原田幸哉 ¥31,560,000 10↓ 愛知 39 076
14 3415 松井繁 ¥31,315,000 18↑ 大阪 45 064
15 4344 新田雄史 ¥29,181,000 24↑ 三重 30 096
16 4042 丸岡正典 ¥28,929,000 11↓ 大阪 35 085
17 4166 吉田拡郎 ¥28,371,000 14↓ 岡山 33 090
18 3952 中澤和志 ¥27,888,000 12↓ 岩手 38 082
19 4168 石野貴之 ¥26,083,000 15↓ 大阪 33 090
20 4044 湯川浩司 ¥26,076,000 23↑ 大阪 35 085
21 4013 中島孝平 ¥25,879,000 44↑ 福井 35 084
22 3590 濱野谷憲吾 ¥25,426,000 東京 41 070
23 4236 松村敏 ¥24,708,400 19↓ 熊本 31 092
24 3556 田中信一郎 ¥24,593,500 30↑ 大阪 42 069
25 4418 茅原悠紀 ¥24,414,000 13↓ 岡山 27 099
26 4019 笠原亮 ¥24,135,000 27↑ 静岡 35 084
27 3744 徳増秀樹 ¥23,965,000 25↓ 静岡 40 075
28 3716 石渡鉄兵 ¥23,414,000 千葉 40 074
29 3946 赤岩善生 ¥22,455,000 33↑ 愛知 39 082
30 3783 瓜生正義 ¥22,399,000 20↓ 福岡 39 076

優勝賞金の金額は

ボートレースSGタイトルの賞金額

ボートレースクラシック旧総理大臣杯  3,600万円
ボートレースオールスター旧笹川賞  3,500万円
グランドチャンピオン旧決定戦  2,500万円
オーシャンカップ  2,500万円
ボートレースメモリアル旧モーターボート記念  3,500万円
ボートレースダービー旧全日本選手権  3,500万円
チャレンジカップ旧チャレンジカップ  2,500万円
グランプリシリーズ旧賞金王シリーズ  1,600万円
グランプリ旧賞金王決定戦  1億円

            

※近年までは、2,500万円のSGと3,500万円のSGの賞金額は一律賞金改定が行われ、平成以降にできたSGは2,500万円、昭和期からあったSGは3,500万円となってます。

※2014年からSGタイトルの名称が全て変更されています。また、同時にグランプリ(旧賞金王決定戦)の出場者が従来の12名から18名に変更されています。

レースごとに、着順によっても賞金がもらえます。賞金額は順位によって細かく設定されており、予選、準優勝戦、優勝戦と進むごとに高くなっていきます。

賞金の他、完走手当や悪天候手当、敢闘賞、ナイター手当などの各手当も出ます。

競艇選手(ボートレーサー)になるには、養成学校に入学する必要がある

競艇選手(ボートレーサー)は、国家資格です。ボートレーサーになるには、資格検定試験に合格する必要があります。

資格検定試験は、だれでも受験できますが、ボートレーサーの養成学校である「やまと学校」で1年間の訓練を受けなければ、合格は難しいです。

ボートレーサーになるには、実質的に、福岡県柳川市にある「やまと学校」に入学し、1年間、授業や訓練を受けることが唯一のルートとなっています。

やまと学校は、年に2回の入学式(4月入学と10月入学)があります。ただし、入学試験の倍率は、40倍前後とかなり高いです。

やまと学校の受験資格

・15歳以上30歳未満で、入学時に中学を卒業していること
・身長:175cm以下
・体重:男子は47.0kg以上57.0kg以下
    女子は42.0kg以上50.0kg以下
・視力:裸眼で両眼とも0.8以上(メガネ、コンタクトは不可)
・弁色力:強度の色弱でないこと
・聴力その他の健康状態:選手養成訓練に支障のない者

やまと学校の入学試験

第1次試験(中学校卒業程度)
①学科試験:国語、数学、理科、社会(高等学校入学試験程度の内容)
②体力試験:握力、背筋力、跳躍力、柔軟性
第2次試験(1次合格者対象)
①身長及び体重測定:試験当日の身長及び体重が応募資格(3)(4) に定める基準を満たさない者は以下②~③の受験が出来ません。
②適性試験:操縦、反応力、注意力、調整力、動体視力、心理判断
③体力試験:全身持久力、筋持久力、筋力、瞬発力、敏捷性、柔軟性
第3次試験(第2次試験合格者のみを対象として実施する)
①人物試験:面接
②身体検査:眼科、耳鼻咽喉科、外科、内科、泌尿器科
③適性検査:視覚、視野、音感、運動神経

実技試験は4泊5日の宿泊合宿内で行われます。基準をクリアし、試験に合格するとやまと競艇学校で競艇選手としての基礎を学ぶようになります。

なお、中学、高校、大学などのスポーツ活動で優れた実績をおさめた者を対象に、「スポーツ推薦試験」もあります。第1次試験が、人物試験だけで学科と体力試験が免除されます。

やまと学校の学校生活

やまと学校での研修期間は1年間で、全寮制です。男性は坊主頭、女性はショートカットが義務付けられています。携帯電話は、持ち込み禁止です。

週に1度だけ、公衆電話が利用できますが、電話の前に長い列ができることもあります。ただし、手紙は自由に出せるため、親や兄弟と手紙のやりとりをする生徒もいます。

本人はもちろん、親や兄弟にとっても、手紙はとても新鮮らしいです。

学費は、食費や養成費の一部として月10万円かかります。それ以外にもヘルメットやジャージの購入費、雑費がかかります。

学校生活は、午前6時の起床から午後10時の消灯まで分刻みのスケジュールで管理されています。「礼と節」という教訓の下、礼儀や態度、行動まで厳しく指導されます。

また、定期的に身体検査と体重測定が実施され、身体面もきめ細かく管理されます。そのため、学校の雰囲気になじめず、途中で挫折する生徒もいるようです。

やまと学校での授業と試験

授業は、学科、実技、その他に分けられます。学科ではボートレース関連の法律からエンジンについて、操縦学、整備学、気象学などで、年間約280時間勉強します。

実技は操縦と整備で、年間約1500時間勉強します。その他としてメンタルトレーニングや徳育、現地訓練などが年間約140時間あります。

バーベキュー大会や雲仙普賢岳登山、マラソン大会に加え、父兄参観やテーブルマナー講習、地元イベントへの参加など、訓練時代の思い出となる催しも実施されています。

入学から4ヵ月後に、進級試験があります。全7科目中、60%未満の科目が3科目あれば退学となります。また、年4回の班別試験(中間や期末テストのようなもの)があり、得点率が20%に満たない場合は退学です。

さらに、訓練生同士のレースで、勝率が著しく低かったり、事故率が高いと退学になります。

約40名の入学生のうち、挫折をせず、卒業できるのは30名前後です。体力と精神力が必要になりますが、厳しい環境の中で生活をするため訓練生同士の友情も芽生えやすいといいます。

1年間の厳しい生活を終え、ボートレーサーの資格検定試験に合格し、やまと学校を卒業できれば、晴れてボートレーサーとなれます。資格検定試験の合格率は、ほぼ100%となっています。

競艇選手(ボートレーサー)の引退

平均引退年齢は53歳、平均勤続年数は31年

競艇選手(ボートレーサー)には、定年制が導入されていません。また、競輪のように、成績が悪いからといって強制的に引退もさせられません。

実際、引退の平均年齢は約55歳で、60代、70代になっても現役を続けることは可能です。

ボートレーサーのデビュー年齢は、平均で23.5歳となっています。レーサー全体での平均年齢は36歳、平均勤続年数は34年で、ほとんど一般サラリーマン並みに働くことができます。

3年に1度の選手登録更新の際、健康診断を受けますが、ここで異常が見つかれば、引退というケースもあります。また、裸眼視力が0.5以上なければ、選手登録を抹消されます。

成績しだいで引退勧告される

デビューして33年が経過して、成績が悪すぎると、選手会から引退勧告を受けます。そのため、50代のベテラン選手には、成績が悪くなると「そろそろ引退かな」と思うようです。

選手会から引退勧告を受ける前に、自分から辞めたいと思っている人が多いからだそうです。

人気の高かったレーサーが引退する時も、事前に発表されません。どのレースも、公営ギャンブルとして賭けの対象となるからです。レース後、最後のレースだったことがひっそりと発表されます。

引退後は

ボートレーサーは、もともと年収が多いので、引退後に向けて投資をしていた人も少なくありません。飲食店などの店を経営していたり、アパートや駐車場を経営している人もいます。

ボートレーサーを長く務めると、引退と同時に退職金や年金ももらえます。現役時代の獲得賞金も、将来に備えて蓄えていたという人は、趣味を楽しみにながら悠々自適に暮らしている人もいます。


公開日:
最終更新日:2016/03/25

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